LONG DISTANCE HIKERS DAY 2025 コンテンツ決定 & チケット販売開始

「ハイカーによる、ハイカーのための、ロングディスタンスハイキングカルチャーの発信」 2025年で9回目となるLDHD(ロング・ディスタンス・ハイカーズ・デイ)が4月26日、27日に開催されます。今年も国内外を旅したロングディスタンスハイカーたちの等身大の声を聞いてください。コンテンツ&タイムテーブル公開とチケット販売がいよいよはじまりました。


【日時】
2024年4月26日(土)、27日(日)

【会場】
三鷹 Three Eight Nine MITAKA

【コンテンツ詳細】

ウェブマガジンTRAILSの記事もご参照ください

【チケット申込】
チケットのお申し込みはコチラよりお願いします。

2日間両日参加 ハイカーズ・レート(※) 4,500円 (先着20名)
2日間両日参加 5,500円(先着30名)
1日のみ参加 3,000円(各日先着60名)
※ ハイカーズ・レート:2025年に海外でロング・ディスタンス・ハイキングするハイカーが対象 (購入時アンケートで旅先のトレイル、エリアをご回答ください)

 

「LONG DISTANCE HIKERS DAY」というイベントは日本におけるロングディスタンスハイキング(長距離ハイキング、ロングトレイルハイキング)の新たなうねりを、ハイカー自らでつくっていこう!そんな思いから2016年にHiker's DepotとウェブマガジンTRAILSとでたちあげたイベントです。僕らと、みなさんと、何も変わらない多くのロングディスタンスハイカーに集まってもらい、旅に出たきっかけ、トレイルでの生活、出会った景色や仲間、そして長い旅の後のライフスタイルにいたるまで、様々な視点から等身大の声で語ってもらいます。2025年にハイキングリポートをおこなうハイカーは以下のメンバーです。

数百キロ、数千キロにおよぶ歩き旅とはどんな体験であり、どんな感覚を与えるものなのか?
映像や雑誌、ウェブ、SNSなどでは伝わらない感覚。ハイカーの生の言葉から響く感情に触れてみませんか。等身大の声で語る旅の記憶や記録、ハイカー自身の人柄も含め、ハイキングの多彩な世界に触れられるイベントがLDHDです。
今年は北米の主要トレイルに加え、カナダ、ニュージーランド、アイズランド、フランスのトレイルも取り上げます。そしてシエラネバダを自分でラインを組み立てながら、トレイルライフを送るレポートも。多種多様なハイカーとそのハイキングの姿をご覧いただけます。

 

そして2025年のLDHDスペシャルテーマはこちら。

LDHDの回数を重ねる中でわたしたちが大事にしているのは「ロングディスタンスハイキング」に優劣はないということ。「長い」とはどういうことか、明確な定義はありませんが、書籍『LONG DISTANCE HIKING』で言葉にしているように「一回以上の補給を必要とするハイキング」が、その魅力を感じるうえでの重要なポイントだと考えています。そのうえで、歩いているトレイルの全線をワンシーズンで歩き切るスルーハイクをするのか、トレイルを分割し、何シーズンもかけて歩こうとするセクションハイクをするのか。それはハイカーおのおののパーソナリティにも関わることで決して優劣では語れません。スルーハイクにもセクションハイクにもそれぞれの魅力があることを、今年もハイカーの言葉と一緒にお伝えしたいと思います。

スルーハイクはロングディスタンスハイキング、ロングトレイルという文化の基盤をなすものです。普通の生活では想像できないような距離と時間をハイキングで過ごす。誰もがチャレンジできるけれど、誰もができるわけではない。この憧れや夢に直結するスルーハイクが文化の基盤であることに疑いはありません。2024年は日本人トリプルクラウナーが10名になりました。これは時代の区切りとなるようなトピックスです。
セクションハイキングはコース料理に対するアラカルトのようなもの。アラカルトはその店の、その食文化の特徴やエッセンスをダイレクトに感じることができるものです。セクションハイクも同様です。良いシーズン、良いタイミングでハイキングを続けていく。次のセクションハイクまでの間も旅が続いていると考えれば年単位で旅を続けられるスタイルともいえるでしょう。
1日目はスルーハイク、2日目はセクションハイクをテーマとして掘り下げていきます。

 

両日共通して、テーマとするのは自然の中に入るという行為について、ハイカーがもっと自覚的になるべき段階に来ているということをみんなで考えたいと思います。
2010年以降、北米でも急速にハイカーが増加、それにより様々な問題が起きていることはLDHDでもみなさんと共有してきました。環境へのインパクトの問題、トレイルタウンやトレイルエンジェルなど地元で支えてくれるコミニティへの敬意の問題、そしてハイカー自身の準備や危機管理の問題、などです。
ハイキングアプリ「FarOUT」の登場でハイキングスタイルも変わり、それはこのシーンの活性化に大きく寄与しています。しかし従来はデータブックやガイドブックでトレイルやトレイルタウンなどを下調べし、時間をかけながらトレイルと自分を重ねていく行為が薄れたり、アプリがあれば歩けるという誤解がハイカーの事故やトラブルを招いているという問題も無視できません。

ハイキングは予定調和の行為ではありません。「人間がどうすることもできない自然の中にふみいる行為」であり、「予期でできない現実にどう対処するか」がハイカーには問われるのです。現在を否定し、過去を懐かしむのは無意味です。表面的な道具やテクノロジーは変わっても変わらない、変わるべきではない核の部分についてみなさんと考えたいと思います。

 

【共催】
TRAILS、Highland Designs / Hiker's Depot

LONG DISTANCE HIKERS DAY 2025 タイムテーブル

コンテンツを楽しむだけでなく、自由時間も楽しんでください。登壇するハイカー、参加するハイカーみなさんが楽しく交流する場になることを願っています。自由にお過ごしください。

チケットの販売は両日券、1日券がございます。両日でコンテンツが異なりますので、内容を確認してご購入ください。

4月26日(土)

4月27日(日)

チケット購入はコチラ

LDHDは誰もが参加できるイベントです。ロングディスタンスハイキング(長距離ハイキング、ロングトレイルハイキング)に少しでも興味関心がある方の参加をお待ちしています。今回参加するあなたが来年は壇上にたっているかもしれません。このイベントは発表する人、それを聞く人、双方が主役です。あなた自身の旅にでかけるキッカケを探しにきてください。