信飛トレイル オープン記念ハイクイベント参加者募集

飛騨山脈の峠を越え、里を訪ねる
信州松本と飛騨高山をつなぐ旅路
113kmの信飛トレイルが2025夏開通

信飛トレイル


日本における「ロングトレイル」「ロングハイキング」とは?

日本におけるロングディスタンストレイルは、1974年に開通した東海自然歩道1,200kmがそのはじまりといえます。北米のアパラチアントレイルを目指すべき姿としたこと、その距離、自然環境保全と利用をめざした地域計画。その運用はうまくいったとは決して言えませんが、その理想は現代においても色褪せない本質的なものです。2008年開通の信越トレイルは80kmという距離しかないものの、北米の環境保護や環境教育の理念を色濃く反映させたトレイルとして、いまでも日本のトレイルの精神的支柱であり続けます。
北米の理念を抱きつつも、自然環境、人戸密度、土地利用の歴史が大きく異なる日本では、北米と同じスケールのロングトレイルを設定するには多くの問題があります。北米に憧れてきたのは事実ですが、できないからといって諦めるのもつまらない。ならば日本だからこそのロングトレイル、日本だからこその魅力に溢れるロングハイキング、それを模索していきたい。そのひとつのカタチが登山道、作業道、旧街道など様々な形態の道を繋ぎながら自然の中を歩き、里を訪れ補給をする。地域の自然や民俗文化に触れるながら歩き旅をすることなのでしょう。そうしたトレイルが各地にうまれています。近年は歩き通すことにある程度の日数を擁する100km前後のトレイルが目立つようです。

信飛トレイル

こうした潮流のもと、中部山岳国立公園である飛騨山脈(北アルプス)をまたぐ信州松本・飛騨高山を結ぶ113kmのトレイルが設定されたのです。
この両地域、信濃と飛騨の間には、歴史ある古道が数多く残っています。鎌倉街道や飛騨新道、徳本峠、中尾峠、安房峠、野麦峠、平湯峠などの峠道は、貴重な交通網として飛騨山脈を挟んだ両地域の人の移動と物流に使われてきたのです。信飛トレイルは飛騨山脈(北アルルプス)を舞台に、こうした古くからの移動や交易の道を現代の目線で再発見、再解釈したトレイルといえるのです。

信飛トレイルについて

こうした信飛トレイルが2025年夏に開通します。

 

信飛トレイルオープン記念ハイクイベント

信飛トレイルのオープンを記念して、一社)信飛トレイル準備委員会では1泊2日のハイキングイベントを開催します。ハイカーズデポからは店主の土屋と、信飛トレイルの準備にも関わってきた勝俣が参加させていただきます。

イベント概要

・名称: 信飛トレイル オープニングハイク
・日程: 2025年7月12日(土)〜13日(日)〈1泊2日・テント泊〉
・対象: 登山・ロングトレイル経験者で体力に自信のある方(定員先着15名)
・ゲスト:  Hiker’s Depot 土屋智哉 /勝俣隆 
・参加費: 17,000円(税込)
 ※テント場・温泉入浴・食事(1日目昼夜食、2日目昼食)・焼岳登山安全管理費・保険料含む
・集合: 7/12(土) 9:30 平湯バスターミナル
・解散: 7/13 (日)16:00 上高地・河童橋 
 ※ご希望の方は翌7/14(月)開催の信飛トレイルオープニングイベントに参加いただけます。
・主催: 一般社団法人 信飛トレイル準備委員会

イベント詳細はコチラをご参照ください。

申し込み方法

以下の申込みフォームからお願いいたします。
(先着順・申込期限7月5日(土))

【申込みフォーム】
https://forms.gle/YUVy1eSe6sbNq8Y5A

お問い合わせ

(一社)信飛トレイル準備委員会 担当:山本 MAIL:info@shinpitrail.com

 

信飛トレイルギャラリー

*信飛トレイル公式ホームページより