BAMBOO SHOOTS ・BAMBOO SHOOTS SOUVENIR ポップアップイベント 6月20-21日開催

会期:2026年6月20日(土)・21日(日) 

時間:12:00〜19:00

会場:ハイカーズデポ

 

BAMBOO SHOOTS

 東京は中目黒に1998年から店を構えるバンブーシュート(instagram)。同店は四半世紀をかけてアウトドアとファッションの垣根を取り払い、ややもすれば反発しあう両極のクロスオーバーを謳った草分け的ショップです。その自由な視点を基にした商品展開は、同じようなコンセプトの後続セレクトショップにも影響を与え、独自の立ち位置を築き上げました。

 そのバンブーシュートの名物ディレクターである甲斐一彦氏は、アパレルは勿論、アウトドアブランドへの造詣も深く、現在のULバックパック達の祖でもあるGOLITE を創業間もない頃に当時の米ORショーで見つけ、その魅力を日本へ広げたうちの一人でもあります。また審査が非常に厳しいアウトドア代理店から商品を卸してもらうために展示会へ10年以上通い続けたりと、その泥臭い姿勢には私達も親しみを感じます。

 そんな彼が新たに立ち上げたブランドがBAMBOO SHOOTSとBAMBOO SHOOTS SOUVENIR。前者はウェア、後者はDCF素材の小物を中心に展開しています。これまでに蓄えた知識を惜しみなく注いだ2ブランドは、テーマとしてライフスタイルを押し出しているものの、その作りはハイキングウェア・ギアとして十分に通用するものです。


BAMBOO SHOOTS

MERINO WOOL 1/2SLEEVE BASE BALL TEE

 メリノウールとクールマックスの混紡素材を使用したアイテム。ベースボール特有の腕周りの可動域が大きいのが特徴。シルエットは大きく、ゆったりと着用できます。

 

MERINO WOOL LONG SLEEVE HOODIE

 メリノウールとクールマックスの混紡素材を使用したアイテム。べースボールTと同じく大きめなシルエットが特徴。ワッフル仕様の素材によって通気性に優れており、ウール特有の肌触りにも優れています。首元のスナップボタンでフードの調整はもちろん、レイヤリング時にも最適です。


MOUNTAIN HIKE PANTS

 肌触りの良い素材を使用し、幅広なワタリが特徴のクライミングパンツ。同ジャンルパンツ特有の股のガゼットを省き、フロントの2プリーツのタックにより同様の可動域を持たせてあります。バックポケットにはスマートフォン用のポケットとD環リングを配備。


 

BAMBOO SHOOTS SOUVENIR

DCF POUCH PRINT

DCFを使用したブランドのロゴ入りポーチ。ファーストエイドキットなどの収納に丁度良いサイズ感です。

 


DCF STUFF BAG

DCFを使用したスタッフバック。クッカーや雨具などの収納に使えます。

 


ZIPPER POUCH

DCFを使用したカードウォレット。カード、三つ折りにしたお札などを収納できます。

 

 

シルクスクリーンプリントワークショップ

 今回のポップアップではBSS製品の販売だけでなく、それに関連するグラフィックデザインをTシャツ・スウェット・トートバッグ・手拭いなどへシルクスクリーンプリントするワークショップも行います。お気に入りのアイテムにプリントをすれば更に愛着が増すでしょう。

プリント料金:¥1,000

※プリントするデザインは用意されたものからお選び頂けます。

※プリントしたい物をご持参ください。

※ビニール素材や撥水処理された物へはプリントできません。コットン製品がオススメです。

 

 

BAMBOO SHOOTSとHiker's Depot

 1999年夏、アメリカユタ州のソルトレイクシティで開催された展示会「アウトドアリテーラーサマーマーケット」は私の記憶に強く残っています。会場をトルネードが直撃し、出展メーカーや参加者が異様な一体感で盛り上がったこともあるのですが、甲斐君と出会った展示会でもあるからです。

 この展示会には前年に創業したGOLITEが初出展していました。私も当時勤めていた店のバイヤーとしてその場にいたのですが、販売していたレイ・ジャーディンの著作を購入したにも関わらず、買い付けができませんでした。その先鋭的で極端にシンプルな仕様にビビったというのが正直なところです。そんなGOLITEと代理店契約を交わしたのが、当時のソーズカンパニーにいた甲斐君とのちにTrail Bumを立ち上げる稲垣君。帰国後にそれを知ったときは正直「やられた…」という悔しさが込み上げました。

 自分自身、アウトドア畑に長くいるうちに知らず知らずアウトドアギアに関する固定観念が育っていたのでしょう。ファッションやアメリカの世界そのものに魅かれてきた彼らにはそうした固定観念がなかった。「これは新しい、これは本物だ」という彼ららしい感性と嗅覚に従った結果とも言えます。

 そんなGOLITEの日本展開は決して順風満帆な出航とは言えず、寧ろ逆風の連続だったと聞きます。当時は「腰で背負うバックパック」が正統派かつ全てであり、ウエストベルトどころかチェストベルトも背面パッドも雨蓋もないペラペラの生地で作られたGOLITEは、異端者以外の何者でもありませんでした。しかし、諦めずに2人が取り組んでくれたお陰で、同社の作りが現在は1ジャンルとして認められ、ハイカーズデポで扱っているブランドや皆さんが背負っているバックパックへと繋がっていくのです。

 バンブーシュートといえばアウトドアファッションのセレクトショップだと言われますが、私にとっては誰もが懐疑的な目を向ける2000年代にウルトラライト黎明期を共に駆け抜けた同志であり、お互いに新しいブランドや遊び方を見つけようと刺激しあえる友人なのです。今回のポップアップでも製品に込められた細部へのこだわりと、過去の名品への敬意について是非話を聞いてみてください。彼の目利きと意思の強さを感じられるはずです。