ハイカーを悩ませる膝蓋骨周辺の傷み。サポートタイツやテーピング以外の選択肢となる簡易サポートバンド。サイズと軽さが携帯に便利です。
仕様
- 重量
- 21g / M
- サイズ
- S : 周囲25~30cm *女性や細身の男性
M : 周囲30~34cm *平均的な男性サイズ
L : 周囲34~39cm *足がしっかりした男性 - 目的
- 膝頭の周囲、膝蓋骨周辺の痛みに対して
ハイカーにとって一番やっかいなトラブルといえば足に関するトラブルです。皮の登山靴が当たり前だった20年近く前でしたら靴擦れや肉刺が最大の悩みでしたが、アッパーが柔らかなトレイルランニングシューズの普及もあり、ここ数年は「膝の痛み」がハイカーにとって一番の悩みになっているように思います。
膝の痛みにはいくつかの原因や症状がありますが、長時間の歩行で生じるひとつに膝蓋骨(膝のお皿)周辺の傷みがあります。これは膝蓋骨が下がってしまうことで周囲、特に下側に傷みがでるものです。この対策として、膝蓋骨が下がらず、適正な位置を保つようにサポートしてあげる必要があります。CW-Xのサポートタイツやスポーツ用膝サポーターの多くがお皿の部分を抜いて、周囲をしっかり固定してるのもこうした機能のためといえます。トレイルランナーに人気の「膝用テーピング」等も同じ原理だといえるでしょう。
サポートタイツ)
今やハイキング&トレイルランニングの定番ウェアともいえるまでの認知を得たサポートタイツ。その機能は多くの人が実感しているところでしょう。 しっかりしたサポート機能と動きやすさが両立しており、怪我予防や正確なフォームの習得にもメリットがあります。しかし反面、タイトなフィット感に苦手意 識を持っている方もいらっしゃいます。また数日にわたるハイキング等の場合はその着脱が面倒に感じたりもします。近年は長時間着用に適していることから筋 肉疲労等への効果を重視したコンプレッション(着圧系)タイツを愛用する方も増えていますが、コンプレッションタイツユーザーにとっては膝サポートを別の モノで補う必要が出てきます。
サポーター)
テーピングでの固定でもサポートが足りない場合に用いられるため、固定力は最も高いサポートギアではないでしょうか。膝に不安を抱えているハイカー にとって安心感は非常に高いものの、「動きにくい」「蒸れやすい」「重たい」といった屋外&長期間使用ならでは感じるデメリットがハイキングでは気になっ てしまうようです。「もっとシンプルで蒸れにくいサポーターは無いのですか?」という質問に集約されているのかもしれません。
テーピング)
サポート力の調整が行えるため、必要な動きを妨げない最も効果的なモノでしょう。多くのアスリートやトップトレイルランナーがサポートタイツではな くテーピングを使用しているのは、こうした事実に基づいているからでしょう。近年はテーピングの知識が無くても簡単に施せるキットも販売されています。あ る意味最もライトウェイトですが、張り替えればゴミが出るし、張りっぱなしだとかぶれたり、とオーバーナイトでの使用にはあまり向かない側面もあります。
こうした各種サポートギアに対して、このニープロテックの特色は
ー軽くコンパクト
ー誰もが効果的に使用できる
ー着脱が容易で何度も使用できる
ー必要最低限のサポート能力(応急的なテーピングと同じ固定方法)
ーアンダータイツやコンプレッションタイツとの併用、衣類の上からの使用が可能
こうした点があげられるでしょう。これらの特色はオーバーナイトハイキングを楽しむハイカーにとって有効なメリットだといえます。
「サポートタイツの着用感が苦手」「サポータだと蒸れる」「テーピングだとゴミがでる」などで悩んでいたハイカーにとっては検討に値するサポートギアとして選択肢にいれてみてはいかがでしょうか?
*写真のものは旧ロゴカラーになります。
柔らかい心材が入った中央部を膝のお皿の下にあわせてベルクロで固定します。
この心材があることで過度に締めすぎなくても膝蓋骨を十分に固定することができます。
*写真のものは旧ロゴカラーになります。