数百キロ、数千キロの超長距離トレイルをあるくロングハイキングの実情、歴史的背景、実践のヒントを網羅した一冊。ハイカーのハイカーによるハイカーのための本。
仕様
- 重量
- 201g
- サイズ
- B6判
- ページ数
- 224ページ
- 著者
- 長谷川 晋
- 出版元
- TRAILS
北米には「Yogi's HANDBOOK」というハイカーのハイカーによるハイカーのためのロングハイキングハンドブックが自費出版されています。毎年更新されるその本は PCT(パシフシッククレストトレイル)などのロングトレイルを歩こうとするハイカーにとって必読書であり、ハイカー同士の共通言語ともいえる本です。日 本でもそんなハイカーのハイカーによるハイカーのための本があれば、そんな思いから本書『LONG DISTANCE HIKING』の企画はスタートしました。英語が苦手でもアメリカを歩こうとするハイカーならYogi'sは読んでほしい。でも読み解くためのヒントは日本語で用意したい。本書はアメリカのロングトレイルを歩こうとするハイカーにとって、まさに旅の入り口となる一冊です。
日本でも「ロングトレイル」という言葉を目にする機会が増え、歩こうとるハイカーも少しずつですが確実に増えています。しかし現地でどのようなハイキングがおこなわれているのか、その実情ははなかなか伝わってきません。そもそもロングトレイルというのはあくまで歩く場所(トレイル)を指す言葉であり、そこを歩く行為はロングハイキングです。数百キロ、数千キロにもおよぶ超長距離トレイルを歩き続けるロングハイキングという行為、その実情と背景とをまず知ることがハイキングという文化の理解になり、旅の第一歩となるはずです。その旅はなにも海外のロングトレイルとは限りません。長く歩くためのヒントを手に入れれば、それは日本にも応用できるはずです。道(トレイル)はすべてのハイカーの足元からスタートしているのです。
*海外のロングトレイルを歩いてみたい
*ロングトレイルを舞台にしたハイキングカルチャーの実情を知りたい
*旅や歩くことが好きだから、次のヒントを見つけたい
*日本でもロングハイキングをしてみたい
長く歩きたい、旅をしたい、
そんなすべてのハイカーにとって実践的な気づきを得られる一冊となることを。