テアラロアとニュージーランドの写真展「Tramping」開催

ニュージーランドでは、泊まりがけのハイキングのことをトランピングと呼ぶ。 

写真家の根本絵梨子は2023年末からニュージーランドのロングトレイル、テアラロアを歩き、その後も一ヶ月間 ニュージーランドの色々な山を歩いた。 1週間の食料とたくさんのフィルムを詰め込んだバックパックを背負い、ただただ歩ける だけ歩く毎日。傷だらけで日焼けで真っ黒な脚。数え切れないほどの川を渡り、乾くことのない 靴。膝まで埋まる泥の中を歩いた日々。スマホより大事な山小屋のノートや枝や石。愛おしい記 憶は美しい景色だけではなかった。そんな彼女の記憶と写真に刻まれた風景を眺めてみませんか。ハイカーズデポのべーさんこと勝俣隆もトークショーに登壇します。

 

根本絵梨子 写真展 
Tramping Te Araroa and more!

日程:613日(金)~22日(日)

イベント:
6月14日(土) Talk Show 18:00start(ゲスト Hiker's depot 勝俣隆さん)
6月17
日(火) 撮影会開催(申込者のみ、写真展は休館となります)
6月22日(日) Closing Party

営業時間:平日:13:00-19:00 、土日祝:10:00-18:00

会場:e2 gallery (154-0012 東京都世田谷区駒沢4丁目14-13 2F)

 

Hiker’s depot 勝俣隆 × 写真家 根本絵梨子 トークショー
「歩くこと、ロングトレイルと写真のこと」

日程:2025614()
時間::18:00~19:30
会場::e2 gallery(東京都世田谷区駒沢4丁目14-13 2F )
入場料:500(1ドリンク付)

ニュージーランドのロングトレイル、テアラロアの写真展ということで、ロングトレイルにも写真にも精通しているハイカーズデポのべーさんこと勝俣隆とのトークショーもおこないます。 今回は写真展の主なテーマであるテアラロアのこと、ニュージーランドのことはもちろん、勝俣によるロングトレイルの話やアメリカのことを交え、2人の共通点である「写真を撮ること」について飲み物片手の楽しいトークショーになるはずです。

 

根本絵梨子(写真家)

 群馬県出身。大学で建築を学び、就職とともに上京し写真の道へ進む。スタジオやアシスタント を経て2016年よりフリーランスのフォトグラファーとして広告や雑誌などで分野問わず撮影して いる。ライフワークとして国内外の山を歩き、山小屋で働くことも。海外の山はヒマラヤやパタ ゴニア、アメリカ、北欧など。2023年末にはニュージーランドのロングトレイル、テアラロア歩 いた。

” 私が持っているものは自分の体と、バックパックと仲間だけになった。
着替えさえ要らなくなり 手放した。
水の音、風の匂い、雲の動き。大切なものは目に見えるもの、手に届くもの。
それだ けで十分。歩いて生きて写真を撮る、それだけになった私はとても幸せだった。"

 

勝俣隆(トレイル研究家&コンサルタント、ハイカーズデポ)

ULハイキングと文学、写真を愛するハイカー。トレイルネームは「Loon(ルーン)」 アパラチアン・トレイルスルーハイクののちハイカーズデポ スタッフへ。ハイキングだけでなく、その文化的歴史的背景にも造詣が深い。ジョン・ミューアとソローの研究がライフワーク。2016年以降、毎夏をシエラネバダのトレイルで過ごしている日本人で最も彼の地の 情報に精通しているハイカー。著書に『Planning Guide to the John Muir Trail』(Highland Designs)がある。